道具が変わればスィングも変わる

2008.05.05 月 22:03

ゴルフ用品は、日進月歩で進化を遂げています。

ことドライバーに関しては、 この10年もの間に劇的な変化がありました。

それはゴルファーが求める飛距離へのあくなき欲求を満たす為、 形状
こそ変わりませんが、ヘッドの大きさ、シャフトの長さ、 それに
使われる素材の質が変わっていきました。


硬く重いスチールで出来たシャフトは、軽量でかつ、 しなやかなしなりと
ねじれを併せ持つ高強度素材カーボンへと移行していきました。

ヘッドも昔は硬い柿木を削って作られていた小さなパーシモンヘッドは、
まずはステンレス素材のメタルヘッドに、 そしてチタンやカーボンなどを
用いて、大きく軽量はヘッドに変わっていきました。


いまではヘッド体積が400ccに達するほど、 大きなヘッドを持ったドライバーが
主流になってきています。


小さなヘッドのドライバーの時代は、 ボールを遠くへ飛ばす為の打点位置、
つまりスィートスポットを決定づける重心の高さが、 フェース中央のやや上、
高い位置に設定されていました。


しかも、フェース面積も狭いので、 当然スィートスポットも小さいのでそこにボールを
クリーンヒットさせるのは大変難しい環境だったんです。


そんなドライバーを使って飛距離を出そうとするなら、 テークバックでは右足体重にして、「ため」 をつくりダウンブローに入り、 そして左足への体重移動させながらインパクトを迎えるスィングを迎えるのです。

フォローフルーでは完全に右足かかとは地面から離れ、 足の親指のみが地面に接している、 俗に言うヒールアップ打法がスィングの主流だったのです。

この時代に大活躍したプロゴルファーの代表が、 倉本昌弘ですね。

当時はシャフトを立て、「ため」を作り、 そこからアウトサイドインに引っ張るようにダウンブローに入ってくるという、 独特のスィングでした。

スィートスポットがやや上にあり、 しかもフェースが開き気味に設計されていた10年前のドライバーでは、 このスィングが大きな飛びを獲得する為の理想なスィングの形とされていたのです。

しかし、クラブが進化した今、 飛ばす体使いも変わっていくのです。

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