「力を入れれば飛ぶ」は真っ赤なウソ
ドラコンホールなどここ一番で、どうしても力が入って逆にミスショットをしてしまう。
だから逆に飛ばしたいときは「7割の力で、力まないでスウィングする」ことが大事。
これは正しいです。
しかし、それがなかなか実行できない。
その理由が理解できていないからです。
腕の筋肉は、端が前腕の骨の上と下に繋がっています。
筋肉はよくバネに例えられますが、本質的にはバネとは異なります。
筋肉が力を出すためには縮むという動作が必要です。
その縮む力で前腕の骨をひっぱります。
だから、腕を曲げる時には、上側の筋肉が縮むことで腕が曲がり、伸ばすとき
には、下側の筋肉が縮んで腕が伸びるというメカニズムになっているのです。
筋肉の「力んだ状態」というのは、この両方の筋肉が同時に縮まる状態を
いうのです。
物をささえたり、衝撃を受け止めたりするには有効なのですが、スムーズに
曲げ伸ばしするときは逆に邪魔になってしまいます。
筋肉はこのように二つの力がペアになって動いているのです。
目的通りに動かす筋肉を、「主働筋」、邪魔する方を「ュ抗筋(きっこうきん)」
と呼びます。
ゴルフの場合、両手でクラブを保持し、球を打ちますが、左右の腕同士が
拮抗状態なら筋肉が硬直した状態なので両腕に力が入って腕の曲げ伸ばし
が、ギクシャクして、ミスショットになります。
特に右利きの人は左腕より強いので、力のバランスがうまくとれません。
だから右手のパワーを少しでも抑えるために、ゴルフのグリップはちょっと
変わった握り方になっているんですね。
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